国産小箒

学校名 | 栃木県立栃木農業高等学校 |
会社名 | エコブルーム |
商品名 | オーガニック箒とあなたの未来 |
部署・役職 | 学年 | ニックネーム |
---|---|---|
社長 | 2年 | リュウ |
経理部 | 2年 | ヅカ |
広報マーケティング部 | 2年 | ショウ |
広報マーケティング部 | 2年 | リクカワ |
広報マーケティング部 | 3年 | フクシュン |
仕入れ部 | 1年 | サトサキ |
仕入れ部 | 1年 | リツ |
仕入れ部 | 3年 | セイナ |
人事法務部 | 3年 | モモ |
3年 | ケヅ |
BASEショップ
https://3shop08.base.shop/
夏休みの活動報告
https://youtu.be/ZJL32U10_9o
SNSリンク
YouTube https://youtube.com/channel/UCxLS1TZopQfAugO56dCnLsA
Twitter https://twitter.com/eco_broom
商品・サービスの説明

私たちの学校がある栃木市は、江戸時代から日光例幣使街道の宿場町として、また、江戸の舟運で栄えた問屋町として北関東の商都と呼ばれていました。その商都には、栃木県の伝統工芸品である座敷箒が地場産業の一つとして地元の人々の生活に溶け込み、座敷箒作りの技術は江戸末期から令和までに至る今日まで約150年間連綿と継承されています。「働き者でべっぴん、整美にして弱ならず」と評され日本中で愛されてきた座敷箒は、なんと約50年使うことができ、美々しい様は実用品としてだけでなく芸術性にも優れます。
しかし、1970年以降高度経済成長による生活様式の欧米化で座敷箒の需要は徐々に減少し、箒産業は衰退していきました。また、最盛期に1000人以上いた箒職人は現在県内で2名、原料であるホウキモロコシの生産者も2件になってしまいました。また、荒物問屋さんにお聞きしたところ、主にインドネシアから輸入される原料はこの円安・原油高により高騰し輸入量は年々減少しているとのことです。さらに、環境間題が大きな課題になっている昨今、エコでエシカルな自然由来の一つ一つ職人の手で作る箒は再び注目されています。
そこで私たちは、比較的安く簡単に製作できる小箒について研究し販売することにしました。

セールスポイント
審ビジネスに取り組む理由
① 土地の利を活かす
戦後、地場産業だった箒は全国有数の産地だったため、原料生産者や箒職人が存在する。原料を生産する土地がある。農業高校の強みを発揮したい。
② 国産箒は希少価値が高い
国内で出回っている箒は海外産であり、国産が少ない。海外産は、無駄な着色料や殺虫のため薬液につけ込んでいるため安全性に不安がある。
③ 究極のエコでエシカルなお掃除道具
原料を有機栽培し、1つ1つ手作業でつくるで幕の材料は、電化製品とは違い使用後全て土に還ります。土から生まれ土に還る。これぞ持続可能な農業!!!掃除機も便利だけどいずれ産廃になってしまうため、環境への負荷が大きいのでは。原料はもちろん全て自然由来、土の肥やしにもなる。農業を取り巻く環境問題や地域課題の解決策になり得るのでは!?農環境についてもっと多くのひとに知ってもらいたい。SDGs活動について発信したい。
④多様なニーズに対応
若年層には、消しかすの清掃。社会人には、キーボードの清掃。一般主婦の方には、掃除機では届かない窓のサッシや隙間に。年配の方には、正月飾りに。オシャレな若者には、インテリアとして利用できます。試行錯誤中です。
⑤日本らしさが詰まっている
グローバリズムが進めば進むほど、日本文化の魅力に気づく。もっと伝統工芸品を知ってもらいたい。
⑥勉強(受験生)やお仕事を頑張っている人を応援したい
机やキーボードの清掃を効率よく清掃することで集中力を高めてほしい。一つ一つ丁寧に作る小箒が人に勇気を与えるかもしれない。人の温もりを感じてほしい。
⑦農業ビジネスに挑戦
儲かる農業を実践したい。大量生産大量消費ではない高付加価値で環境に配慮した農業でビジネスをしたい。耕作放棄地が増えているので、その解決策にならないか。
実現可能性
- 市場調査
荒物問屋さんにお聞きしたところ、主にインドネシアから輸入される原料はこの円安・原油高により高騰し輸入量は年々減少しているとのことです。その結果、海外産の品質の低い箒が出回り品質の高い国内産箒は大変希少価値が高いものになっています。 - イベントでの販売実績と評価
今年6月、地元物産展にて私たちが制作した小幕を15本販売したところ完売し、20,300円の売り上げることができました。多種多様な小箒は注目を集め、好評をいただきました。さらに、ワークショップ依頼を2件受けています。 - 商品(小箒)の製作技術
私たちは、地元職人さんから直接小箒作りについてご指導いただき、製作技術を習得しました。それを基に、私たち主催の小箒作りワークショップでは3年間で11回のワークショップ96名に参加いただいています。多種多様な唯一無二の小箒を製作することができます。さらに、一本当たりの製作時間は約30分程度。慣れれば、一日(6時間✖️10名✖️2本)で120本程度製作可能です。 - 原料の安定生産
本校圃場にて、原料であるホウキモロコシを授業の中で大量生産しています。6月23日に播種し、9月中旬頃に収穫する予定です。生産ノウハウは、3年目を迎え安定して生産できます。 - 需要に応じた商品の豊富なラインナップ
私たちの作る安価な小箒SサイズからLサイズまで、多種多様な商品を用意することができます。 - 競合相手との差別化
私たちの作る小箒は使用する材料は全てオーガニック。社会的活動SDGsへの取り組みや国産有機原料を使用することから品質の安全性・耐久性には自信があります。