
学校名 | 独立行政法人 国立高等専門学校機構 高知工業高等専門学校 |
会社名 | ビースティケージ |
商品名 | 木製小動物ケージ |
部署・役職 | 学年 | ニックネーム |
---|---|---|
社長 | 3年 | くまたん |
人事法務部長 | 3年 | もやし |
経理部長 | 3年 | れん |
経理部 | 3年 | のぶ |
仕入れ部長 | 3年 | こみ |
広報マーケティング部長 | 3年 | なまり |
BASEショップ
Beastie Cage
夏休みの活動報告
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商品・サービスの説明
- 小動物(主に爬虫類)の飼育に適した木製ケージ。
- 木製ケージのメリットが「軽い、安い、見た目が良い」であることを踏まえ、ケージ作成に取り掛かった。
- 材料のほとんどに集成板を使用し、デザイン性、機能性を重視。
- 一般的な木製ケージとの差別化を図るために、前面は観音開き式の扉で、両サイドにスライドで取り外し可能なアクリル板、上面にはサイズに合った金網を制作することで、ビースティケージオリジナルのデザイン性と機能性を持つ。
- サイズは①横600mm、高さ300mm、奥行き450mmの「BeastycageS」と、②横900mm、高さ450mm、奥行き450mm「BeastycageM」の2つを用意。
- 木材は大きな板を購入し、それを加工してケージを制作するため、顧客の要望に応じたオーダーのケージが制作可能となる。 例:左側のみアクリル板で右側は木材、など ※値段変動
- 試作には3DCADを使用し、細かい寸法やデザインを目で確認しながら制作に取り掛かる。
以下、実際に3DCADを用いてデザインした試作品のモデルを乗せる。

実際にモデリングした試作品
セールスポイント
今、コロナ禍でおうち時間が増え、小動物の飼育を始める人や、飼育してみたいという人が増加している。実際に社長を務める三澤もコロナ禍のおうち時間をきっかけに、1年ほど前から爬虫類飼育を始めた。そのため、本ケージは実際の飼育者の目線で開発されており、機能性を重視した作りとなっている。
また、現在販売されている横600mm以上のケージにはガラス、または木材を用いたものがほとんどである。ガラスケージは重く、値段がとても高い。木製ケージは基本的に安い合板を使用していて、前面の扉は互い違いのスライドドアのものが多いため、集成板を用いた観音開き式の木製ケージを販売することは需要が高いと考えた。
そして、もう1つ注目してほしいのが、左右のアクリル板の取り外し可能なデザインと上部の金網だ。上で述べたように、木製ケージは安い合板で作成されることが多いため、面方向の加工ができても小口の加工ができない。そこを本ケージでは集成板を用いることで小口に溝を掘り、左右面アクリルのスライドを可能にし、機能性を重視した。また、上部にはBBQ網などが使用されることが多いが、本ケージでは、本校の実習で習った溶接技術を用いて、サイズに合った金網の制作を考えている。
サイズは、600×300×450サイズの「Beastie cageS」と900 ×450×450サイズの「Beastie cageM」 の2種類を用意した。
値段についてはケージの相場とオリジナル性、木材の値段等を考えて「Beastie cageS」 16000円, 「Beastie cageM」 24500円は値段以上の価値があると考える。
実現可能性
木材、金網、ネジ、ヒンジなどの部品の仕入れには基本的に近所のホームセンターを利用するため、 準備期間内での仕入れが可能である。また、アクリル板の仕入れに関しては通販サイト「アクリ屋ドットコム」に注文予定。多くのアクリルを購入することで送料が無料で、商品出荷まで1~2週間で あることから問題が生じた場合でも準備期間内で対応が可能であると判断し、注文を予定している。
設計には本校で学んだ3DCADでの設計技術を用いて寸法や全体図などを確認しながら工夫するため、実際に作ってみて失敗することがなく、開発費に費用をかけない。
制作に関しては、販売個数があまり多くないため、自分たちだけでの制作を考えている。そこで、建築を専門とする教授に本校の充実した設備と、建築用の工具の使用の許可をもらうことができた。また、実際に詳しい扱い方などについてもご教授いただけるようになっているため、自分たちで高クオリティの製品が販売出来ることを確信した。
木材や部品などは、注文に応じて随時ホームセンターで購入することで、赤字になるリスクを抑えることができる。
発送には縦+横+奥行きの合計が200サイズまで可能なヤマト便を使用する予定で、できるだけ安く安全な方法での発送を考えている。
また、実際に企業に勤めていた経験がある先生にもアドバイスをもらい、顧客対応についてメンバーも学んでおり、それに加えリアビズのオンライン講習の方でも学ぶことができると考えている。
そして、第1回のリアビズの資料を見たところ、売上を出す1番の要因は宣伝力だと感じた。そこで、 ケージの宣伝についてはTwitterとInstagramの総フォロワー数2500人を超えるエキゾチックアニマル専門店の「ももれおん」さんの店舗で実際に使ってもらい、Twitter、Instagramで宣伝していただけるよう、許可をもらうことができた。