大会日程

一次審査

一次審査では、高校生はチームを作り事業概要や収支計画を含んだ事業計画書を提出します。
その提出書類を審査員が評価し、最大30万円の資金を受け取り実際にネットショップを起業するチームを選考します。
発想の斬新さや社会変革の可能性といったことが必ずしも求められているわけではありません。チームのメンバーの熱意が伝わってくるか?顧客が欲しいと思う商品か?実現可能性が高い商品か?が評価の大きなカギになります。

オンラインセミナー

一次審査を通過したチームを対象に、起業家など社会で活躍している講師によるオンラインセミナーを実施します。(選考に漏れたチームもセミナーに参加できます。)
ビジネスを実現するにあたって必要な、マーケティング・ネットショップ運営・会計等の知識を学びます。このオンラインセミナーは、YouTube上でもアーカイブが公開されます。
ネットショップを運営するために役立つ知識はもちろん、セミナーの中で多様なキャリアに触れることで、自身の将来のキャリア形成に役立つ学びも得ることができます。

ネットショップ開店準備

一次審査を通過したグループは、与えられた資金30万円を使ってネットショップの経営をしてもらいます。
商品を作るチームであれば、原材料を仕入れて、それを加工します。他にもビジネスの形はたくさんあるので、それぞれのグループがそれぞれのやり方で商品やサービスを完成させます。
準備の過程で、商売相手と交渉をすることをはじめ、社会の中で活動することは、実践的な学びを得られる機会となります。

販売期間

実際に生産した商品は、ネットショップを通じて、実社会の消費者に販売します。オンラインセミナーで学んだ知見を活かしながら、顧客の需要を見極め、PR活動や戦略的な価格設定を行います。
また、自分たち自身で、受注した商品の梱包や発送も行い、お客様のもとへお届けすることになります。
この段階では、これまで学んできた、マーケティングをはじめとする知識と、メンバーひとりひとりが持っている多種多様な能力を最大限活かして、目標を実現する大きな山場を迎えることになります。

決算作成

高校生たちの仕事は、販売で終わりではありません。高校生たちには、プログラムの中で生まれたお金の流れを、活動と並行して記録してもらいます。決算作成では、その全てのお金の流れをまとめ上げてもらいます。この決算作成こそ、「リアルなビジネス」を反映させたこのイベントの見どころの一つであり、かつ重要な評価項目でもあります。

成果発表会

 高校生たちは、リアビズの活動の締めくくりとして、これまでの活動の成果を審査員に向けてプレゼンテーションします。自分たちの成果を発表するだけでなく、他のチームのプレゼンを聞くことで、自分たちの活動を客観的に振り返り、リアビズの経験をさらなる学びへと繋げます。発表会の最後に、これまでの活動を総合的に評価した表彰が行われます。