e06 じーんず

学校名金光学園高等学校
会社名じーんず
商品名「歩成り金」デニムコースター
部署・役職学年ニックネーム
社長2年かにの
人事法務部長2年らて
経理部長2年ココ
仕入れ部長2年ふく
仕入れ部2年ライアン
仕入れ部2年めろ
広報マーケティング部長2年ぐり
広報マーケティング部2年ぐら

夏休みの活動報告
https://youtu.be/fMgpqW8fnog

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商品・サービスの説明

デニム生地を将棋の駒の形にして1枚には「歩」の文字を、もう1枚に「金」の文字を印刷して、2枚を貼り合わせたコースターである。5枚セットで販売する。
通常、デニム生地の表はインディゴブルーで裏は白系だが、2枚を貼り合わせることで両面にインディゴブルーを見せる。
岡山県倉敷市の日本遺産である繊維物語に紡がれる歴史と技術力に、「ジーンズの聖地」+「デニムの聖地」+「将棋の聖地」という3つの聖地ブランドを統合して完成した商品である。(詳細は後述)

写真は試作品である。
プリント加工にはロットが必要だったため、商品イメージを掴むために1つからでも対応できるレーザーによる焼き付け加工で試作した。(焼き付けといっても、表面のブルーを削るだけなので白色になる)ただし、コスト面から実際の商品は白色のプリントで作成する。

セールスポイント

岡山県倉敷市は繊維製品出荷額日本一の自治体であり、特に倉敷市児島地区は国産ジーンズ発祥の地として有名である。また岡山県井原市で生産される原料生地のデニムは児島の製品のみならず世界トップのファッションブランドにも採用されており、この地域のデニム技術力は群を抜いている。
藤井聡太2冠の活躍により将棋ブームだが、倉敷市は大山康晴名人を輩出した地であり、女流棋士の「大山名人杯倉敷藤花戦」(地方自治体が主催になっている唯一のタイトル戦)や「全国小学生倉敷王将戦」が開催される将棋の聖地である。

これらを踏まえてジーンズを見てみると、ポケット部分を上下さかさまにすれば将棋の駒の形に見える!
右の写真は倉敷藤花戦の会場である大山康晴記念館で許可を得て撮影したものだが、大山名人が「歩」の活用を大切にしていたことが窺える。

一歩一歩努力して歩み続け、最後には大成するという意味の「歩成り金」デニムコースターはコーヒーブレイクの際に受験生を筆頭に目標に向かって努力する人を応援するものであり、倉敷のお土産・縁起物として将棋のファンのみならず広く人々に買い求められると考えられる。

実現可能性

実現可能性の根拠として2点を掲げ、補足として私たちの想いを述べる。

  1. 商品に込められた物語
    1. オリジナル商品
      この「歩成り金」デニムコースターは、完全にオリジナルで考案したものである。他では入手できない新製品という点が強みである。
      一歩一歩の努力が大成するという意味を込めた縁起物である。
    2. 高染川流域中枢都市圏構想の地域の一体感
      私たちの金光学園高校は岡山県浅口市に在る。ここには倉敷市のジーンズや井原市のデニムを我が町の特産のように記載しているので、他地域の方々には違和感があるかもしれない。その理由を念のため記載すると、岡山県の西半分の高染川流域の7市3町は文化面・経済面の結びつきが強い歴史的背景があり、総務省の広域連携の先行的モデルに採択されている。行政区の枠組みを超えた連携意識が醸成されたエリアである。つまり、行政区にこだわらずに高梁川流域というエリア全体がご当地だという認識で読み進めていただきたい。
    3. 繊維製品の高い技術力
      岡山県倉敷市は日本遺産「一輪の綿花から始まる倉敷物語〜和と洋が織りなす繊維のまち〜」に認定されており倉敷市児島地区は国産ジーンズ発祥の地であるため「ジーンズの聖地」と呼ばれる。倉敷市で製造される繊維製品自体が日本遺産構成文化財になっているため、倉敷市は日々、日本遺産を製造していることになる。倉敷市は繊維製品出荷額日本一の自治体である。日本最高レベルの技術がこの地域にはある。
      そのジーンズの原料であるデニム生地は岡山県井原市で生産されており、井原市は「デニムの聖地」「デニムのふるさと」と呼称される。井原のデニムは世界トップのファッションブランドにも採用されるなど世界品質のブランドである。
      今回、私たちの製品を製造してくださる井原市にある青木被服(株)はfagassentという自社ブランドで有名だが、井原デニムを使ったデニム着物のほか、ミズノブランド柔道着も生産している会社である。確かな技術力を有する地域の代表的メーカーである。倉敷市内中心部に販売店を持ちファッション性に富む製品をアピールしている。(当初は倉敷市内の衣料メーカーに相談したが、独自のブランドを展開している会社だったため高校生のアイデアの製品製造がブランド戦略を損ねる恐れがあるのでお願いを取り下げた。次に青木被服(株)に相談したところ、試作品を社長が「おもしろい!」とおっしゃってくださった。)
      プリントのコストを抑えるために「高校生のためだから」と青木社長が直々にプリントを手掛けている会社に掛け合って低コストでのプリントが実現した。
      日本最高、もしかして世界最高レベルの技術力に裏打ちされた商品が、私たちの「歩成り金」デニムコースターであると言える。(見積もり入手済み)
    4. 将棋と倉敷の関係
      藤井聡太2冠の活躍により将棋ブームだが、倉敷市は大山康晴名人を輩出した地であり、将棋の熱量が高い。女流棋士の「大山名人杯倉敷藤花戦」や「全国小学生倉敷王将戦」が倉敷市中心部に在る大山康晴記念館で開催される。「大山名人杯倉敷藤花戦」は地方自治体が主催になっている唯一のタイトル戦である。このことからわかるように倉敷は「将棋の聖地」である。
    5. 聖地ストーリーの結晶
      地域の技術力と聖地と呼ばれるほどの物語を背景に生まれたのが私たちの商品「歩成り金」デニムコースターである。地場の繊維産業の高い技術力に支えられた商品である。
      デニム生地は丈夫で長持ちし、たとえ汚れても洗濯をすればまた使うこともできます。ファッション面でも年齢に関係なく流行にも左右されない。たとえ色落ちしてもそれを風合いとして楽しめるメリットがある。
      商品の持つ価値が高いと言える。
      聖地ストーリーの結晶
  2. 販売の見通し
    1. 人員
      生徒8人で協力して事業に当たるので人員面で不安は無い。
      私たちはエシカル消費に興味があり、中古デニムや端切れの活用を当初は考えていた。アップサイクルで商品を作ろうとしたのだが、販売に集中するためと製品の品質を確保するために業者へ発注することにした経緯がある。品質面でのクレーム対応の手間をかけない配慮をした。
    2. 発送業務の単純化
      商品は箱に入れずにビニール袋に入れる。これはレターパックに入れるためである。
      レターパックを使う理由は①全国一律の送料 ②着実に配達したかの確認が取れる(書留扱い)である。
      また、商品ラインナップを5枚セットの一つだけにしたのは、商品の送付間違いを防ぐためである。
    3. 顧客開拓
      販売サイトを商品の魅力がよく伝わるように製作する他に、次の方法を検討している。
      1. 金光学園高校HPに掲載
        ミャンマーの子どもに学用品を届けるクラウドファンディングをした他の探求チームの呼びかけを高校HPに掲載してもらっているので、私たちのチームも学校にお願いしたい。
      2. 金光学園文化祭でチラシ配布
        金光学園中学・高校の文化祭には保護者も多数参加する。そのときに販売サイトの構築が間に合えば商品説明と販売サイトへの誘導のチラシを配布する。間に合わない場合は商品説明と販売サイト立ち上げの予告チラシを配布して購入の協力を呼びかける。
      3. ミャンマーに小学校を建てるプロジェクトのサイトで紹介いただく
        このチャレンジで得た利益はすべて他の探求チームがおこなっている「ミャンマーの子どもに学用品を届けるプロジェクト」に募金する予定である。その探求チームはミャンマーに小学校を建てるプロジェクトを主導している大人に学校の講師として来ていただいて指導を受けている。
        私たちはその講師の方に相談し、小学校設立のサイトで私たちが募金する目的でチャレンジしていることを紹介してもらい、私たちの販売サイトへのリンクを貼らせてもらうようにお願いしている。(なお、この小学校設立や学用品プロジェクトは、ミャンマーの国内情勢が不安定になる前から取り組んでいる活動である。)
      4. 追加販売の可能性
        50セットなので短期間で完売するかもしれない。その場合は予算30万円の範囲内で追加の製造発注と販売を視野に入れている。
      5. 元日本遺産推進室長からの提案
        倉敷市役所には日本遺産推進室があり、倉敷の日本遺産のPRに努めている。そこの初代室長が私たちの試作品を見て「全国小学生倉敷王将戦の記念品にしてはどうか?」と言ってくださった。
        販売サイトが立ち上がったら倉敷市役所にもアプローチしたい。
      6. その他の構想
        次のようなアイデアを出し合っているので、実行しようと考える。
        ・Instagramで自身のアカウントでネットショップのサイトを拡散する
        ・関わりがある店(場所)に宣伝してもらう
        ・地域の公民館、コミュニティセンターへ掲示の依頼
        ・地元テレビ出演への応募
        ・Twitter(Instagram、Tiktok)で作成風景などの動画を撮りPRする
        ・将棋の大会の会場の管理人にポスターなどで宣伝してもらう
        ・商店街で宣伝してもらう
  3. 補足
    探究活動でエシカル消費を学ぶ中で、日本で製造される衣料品の約半分が着られることなく焼却処分されること、衣料品製造の現場での環境汚染や労働力の搾取など不都合な真実に直面した。高梁川流域という私たちのエリアは日本有数の繊維産業の盛んな地域であるため、何かアップサイクルの活動をしたいと考えた。
    このチャレンジでは商品製造のメーカーにお願いして端切れの生地を使用してもらい、少しでもアップサイクルに近づけるように配慮した。
    収益は、ミャンマーの子どもたちのために学用品を買う資金を集めようとクラウドファンディングなどで努力している同級生の力になるために、彼らのプロジェクトへの募金に充てる。同級生はクラウドファンディングの手法で資金を集めているが、私たちは高校生模擬起業グランプリのチャンスを得て、地元の強みを活かし企業や人々のご協力を仰いで、この模擬起業で資金を得たいと思う。
    同級生も私たちもミャンマーの子どもの未来を作るお役に立ちたい気持ちは同じだ。もし、研修旅行に行けることになれば、諸条件が許せば私たちはミャンマーの現地を訪問し子どもたちと交流することを願っている。