感謝を伝えるツールになるさつまいも味の金平糖


| 学校名 | 大阪府立富田林高等学校 |
| 会社名 | おーきに |
| 商品名 | おーきに さつまいもの金平糖 |
| 部署・役職 | 学年 | ニックネーム |
|---|---|---|
| 社長 | 2年 | 颯 |
| 経理部 | 2年 | パルム |
| 仕入れ部 | 2年 | 紗々 |
| 広報マーケティング部 | 2年 | ふわりちゃん |
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商品・サービスの説明
商品概要
この商品は大阪のおばちゃんくれる「アメちゃん」から発想を得て、JK が日常で感じる小さな感謝(=おおきに)の気持ちを、言葉と共に届けることができる金平糖です。「感謝」を伝える「アメちゃん」というテーマのもと、世の中にもっと感謝と笑顔を広げたいという想いで作りました!!
販売商品
おーきに さつまいもの金平糖(12個入り):1袋480円
※BASEでは1袋700円(送料込み)で販売予定
商品イメージ


セールスポイント
この商品は大阪のJKを中心に流行っていき、いずれは日本の文化になっていきます!!
それには、以下の2点の項目が重要となります。
①商品自体のセールスポイント
☆おーきにがJKで流行るわけ
(1)おーきにと言える機会が多い!
方言は標準語と違い敬語表現が存在しないため、対等な関係(=同級生)に使うことが多いです。そこでJKは同級生との関わりが強く、会話時間も多いので「おーきに」と言える機会が多いと考えました。

(「対面での会話時間」 関西大学『社会学部紀要』より)
この表より、対面での会話の平均が3時間半を超えるのに加えてLINE、DMなどの会話も多いと考えられます。
(2)実はみんな大阪弁に憧れがある‼︎
大阪弁は親しみやすい・可愛いなどの理由から、非常に人気の高い方言です。

(「10代が選ぶ憧れのある方言TOP10」Simeji調べ)
しかし最近では「エセ関西弁」という言葉があり、大阪弁をはじめとした関西弁を真似することを嫌う風潮があります。そんな中で大阪弁である「おおきに」を広めるために、私達はJKのバズりの力を借りるしかないと考えました。流行っているなら、友達がみんな使っているなら、「私も使おう」と思うはずです。そうなれば、JKを中心に、日本全体に流行っていくと考えました。
(3)さつまいもの理由
リアビズの仕様上、10月6日から11月9日までの約1ヶ月間と限られています。その短い期間で最大限の魅力を発揮出来る商品と考えた結果、ちょうど旬を迎える「さつまいも」に注目しました。季節感を活かし、”今だけ”という期間限定の特別感を打ち出すことで、お客様にとっても魅力的で手に取りたくなる商品になると考えました。
(4)さつまいもの需要

表A
「さつまいもを使った料理は好きですか?」
(LINEリサーチ)

表B
「さつまいもを食べない理由」
(カルビー株式会社)
表Aより、さつまいも料理を好む割合が10代女性に最も多いことがわかっています。今回の主な購売層であるJKとも一致しており、ターゲットにピッタリです。
表Bより、さつまいもを食べない理由として多かったのは「食べたいが調理が面倒・できない」(55.4%)というものでした。つまり、「さつまいもを食べたい」と思っている人は多いにもかかわらず、その手間がデメリットになっているのです。このことからも”手軽に食べられる加工品”としてさつまいもには大きな需要があると考えられます。
(5)大学芋味&焼き芋味の理由

表C
「好きな加工品ランキング」
(LINEリサーチ)
大学芋は昔ながらの定番のおやつとして親しまれていますが、その一方で「重い」「ベタベタ」「食べにくい」というイメージがあります。そこで、もっと気軽に食べられる「ベタベタしない大学芋のこんぺいとう」を提供することで、これまで大学芋を敬遠してきた若い世代にもアプローチできるのではないかと考えました。表Cのランキングでは第2位という結果ではありましたが、私たちがこの商品作ることで、支持をさらに広げられる余地があると感じました。
焼き芋は素材の甘さが人気で「自然でヘルシー」というイメージがありますが、「季節限定」「手が汚れる」といった不便さもあります。そこで、もっと手軽に楽しめる焼き芋味のお菓子を作ることにしました。また、第1位のスイートポテトは大学芋と「甘い」という点で味が似る懸念があったため、大学芋に次いで第3位にランクインした焼き芋味を採用しました。
(6)「ちょっとしたありがとう」のJKの需要
教科書を貸してもらった時、先生に当てられたのを助けてもらった時、係の仕事を手伝ってもらった時など学校生活の中には、「ちょっとしたありがとう」を伝えたい場面が溢れています。でも、改まってプレゼントを渡すのも少し重いし恥ずかしいし、口で言うだけだと物足りない。私たち自身も、そういった場面で気軽にプレゼントを渡せるものがあれば良いのになと日頃から感じていました。「ちょっとしたありがとう」をカジュアルに伝えるものとして、私たちは”おーきに”がピッタリの商品であると思いました。
(7)頑張る自分への「ご褒美」にもピッタリ
毎日、勉強や部活動を頑張っているJKにとって「自分へのちょったしたご褒美」はとても大切です。私たち自身の経験からも、ふと無性に「食べたい!甘い物食べたい!」という瞬間があります。ですか、そこで1番怖いのが食べ過ぎ…
でも、我慢ばかりではかえってストレスになってしまいます。だからこそ、自分の脳、心、身体に「おおきに(ありがとう)」を言ってあげられるようなちょっとした甘いご褒美があってもいいと思うのです。
”おーきに”は1口サイズのさつまいもの金平糖で、ひとつずつ個包装されているため、食べ過ぎを防ぎやすく、気軽に満足感を得られることもポイントです。ゆっくりと味わえて罪悪感も少ないため、ちょうどいいお菓子として私たちは”おーきに”をおすすめします。
☆”おーきに”のこだわりポイント
(1)個包装・包装紙
ひとつひとつが個包装になっているので、友達に配りやすく、衛生的なため、「ちょっとしたありがとう」を気軽に渡せます。表面は思わず目に入ってくるようなオーロラ色の包み紙を採用し、見た瞬間キラキラワクワクした気持ちになれます。
(2)パッケージ
さつまいもをモチーフにしたユニークな形に、大学芋らしさを感じさせるカラメルをたっぷりかけ、そのカラメル部分には大阪らしさを表現したイラストをデザインし、’‘おーきに’’という商品名にぴったりの大阪感と遊び心を詰め込みました。また、大阪糖菓株式会社様のキャラクターである”シュガラブちゃん”のオリジナルデザインと、おーきにのキャラクターとのコラボで、大阪感がさらに満載に。
さらに、中身が見える透明の窓を作っているため、オーロラ色の可愛らしい個包装と、パッケージが絶妙にマッチし、見た目にもワクワク感が広がります。
裏面には私たちの企業である「おーきに」とメッセージとともに、渡す人も受け取る人も自然と笑顔になれるような仕掛けを施しました。心のこもった一粒一粒に、大阪らしい人情とユーモアがぎゅっと詰まっています。お土産やちょっとした贈り物にも最適で、開けた瞬間から楽しい気持ちになれるデザインです。
②ストーリー、今後の展望への共感
☆商品の誕生
「おおきにってとってもステキな言葉やから、もっと広めたい!!」そんな私達の願いから、この商品は生まれました。
☆「おおきに」を広める意義
⑴私もあなたもみーんな笑顔に!
「おおきに」は、最後の「に」で言った後笑顔になれるとってもステキな言葉です。そして、「おおきに」(=ありがとう)なので、言われた側も嬉しかったり照れくさかったりで笑顔になります。
なので、「おおきに」は、みんなが笑顔になれる、魔法の言葉です。
⑵方言という文化の伝承
方言は地域文化やアイデンティティと深く結びついた、大切に守っていくべきものです。方言を伝承することは、SDGs11番、「住み続けられるまちづくりを」に関連すると考えます。
☆“おーきに”の由来
「大阪で暮らす私達にとって馴染み深い、大阪弁を使いたい」
「私達と商品に関わるすべての人にとっての“お気に入り”の企業、商品になりたい」
そして、「おおきに」×「お気に入り」=“おーきに”。 そうして“おーきに”は始動しました。毎日“おーきに”としてプランを練っていく中で出来た、「おおきにってウチらでもあんま使わんくない?」という疑問が、商品“おーきに”の誕生へと繋がりました。
☆オオサカポテトさんとの連携
私たちは、この商品を作るにあたり「アメちゃん配り」をイメージして、大阪産の食材を使用したいと考えました。また、表Aの分析から、商品化した際に流行しそうな食材はさつまいもであることがわかりました。
以上の2点から、協力をお願いできそうな企業としてオオサカポテト様にたどり着きました。オオサカポテト様は、数多くのメディアやイベントに露出され、社会貢献にも積極的であることから、協力をお願いするのに最適な企業であると考えております。
☆大阪糖菓株式会社さんとの連携
私たちは、この商品を作るにあたり、地元・大阪の企業と協力しながら、短期間でも柔軟に対応できるパートナーを探していました。協力をお願いできそうな企業として大阪糖菓株式会社様にたどり着きました。大阪糖菓株式会社様は、地元大阪で長年お菓子作りに携わっておられること、そして制作期間が短くても柔軟に対応してくださる点から、私たちのプロジェクトにぴったりのパートナーであると考えております。
☆チームワーク
私達4人は中学校のバトン部で知り合い、団体競技を行う活動の中で5年間共に全国大会を目指して取り組んできました。そのため、チームワークにおいてはどのチームにも負けないと自負しています。
長い部活動生活の中で不満や考え方の相違なども多々ありましたが、毎度その考えをしっかりと伝え、解決のため話し合ってきました。それができたのは、目標を達成するために必要なことであると全員が理解していたからです。
長い間一緒にいたということもありますが、それよりも全員で本気で頑張った経験があるため、お互いを信頼することができています。これらの私達の強みは「おーきに」で活動していく中でも活かしていけると思います。「ちゃんと本気で向き合ってくれる」「この子は本気を出したらすごい」とお互いに理解し合っているからこそ、安心して役割を分担し、リアビズの活動を行うことができます。
実現可能性

オオサカポテトさんは、私達の想いに共感してくださり、本プロジェクトに全面協力していただけることになっております。そして、制作統括、さつまいも提供を無償でしていただけることとなりました!!
発送方法は日本郵便さんより、定形外郵便物として180円の送料を販売価格に含んで発送しようと考えております。
法令に関しては、動画を確認したうえで問題ないと考えております。
①販促施策
(1)購入までの理想の流れ
❶何かを助けてもらった時のお礼に”おーきに”をかけ声に友達に渡す
→美味しさに気付く
→購入
❷友達がスマホに可愛いカード(手売り、ネット販売限定配布のサンキューカード)を挟んでいるのを発見
→友達にどこで買ったのかを聞く
→”おーきに”の商品と知る
→購入
などの流れが想定されます。
(2)販路に考えられる接点とアピールポイント
【委託販売】
| 販路 | 接点 | アピールポイント |
|---|---|---|
| 購買、食堂 | ・チラシ ・”おーきに”のInstagram | ・「ちょっとしたありがとう」を伝えることができる。 ・おいしい、かわいい ・ 笑顔になれる |
| マルポの直売所 | ・チラシ ・”おーきに”、”オオサカポテト”さんのInstagram | ・JK4人が使った開発ストーリー ・”おーきに”には夢シルクが使われています! |
| きらめきファクトリー(富田林のお土産屋さん) | ・チラシ ・“おーきに”、“きらめきファクトリー”のInstagram | ・府立富田林高校2年の生徒の商品 ・JK4人が作った開発ストーリー |
【ネット販売】
| 販路 | 接点 | アピールポイント |
|---|---|---|
| BASE | ・”おーきに”のInstagram | ・JK4人が作った開発ストーリー ・夢シルクの魅力 ・サンキューカードの配布 |
【委託販売】
| 販路 | 接点 | アピールポイント |
|---|---|---|
| 校内販売 | ・校内放送 ・チラシ掲示 ・“おーきに”のInstagram | ・「ちょっとしたありがとう」を伝えることができる。 ・おいしい、かわいい ・サンキューカードの配布 |
| 学校説明会 | ・演説 | ・府立富田林高校2年の生徒の商品 ・探求の授業の特色 ・過去の先輩方の実績 ・サンキューカードの配布 |
| レインボーフェスタ! (性の多様性を祝うイベント) | ・“おーきに”のInstagram ・呼び込み | ・府立富田林高校2年の生徒の商品 ・JKが起業⁉ ・サンキューカードの配布 |
| エコール・ロゼ (富田林の商業施設) | ・“おーきに”のInstagram ・呼び込み | ・府立富田林高校2年の生徒の商品 ・夢シルクの魅力 ・サンキューカードの配布 |
| じないまち和楽 (きらめきファクトリー主催のイベント) | ・“おーきに”、”きらめきファクトリー”のInstagram ・呼び込み | ・府立富田林高校2年の生徒の商品 ・夢シルクの魅力 ・サンキューカードの配布 |
(4)食堂でのサンプリング配布
私達の商品を初めて食べてくれる人を獲得するためにサンプリングを実施
現在、私達の学校の食堂では物価高騰に伴う値上げにより、食堂を利用する生徒が減少しています。
そこで、食堂を利用することにより”おーきに”が手に入るキャンペーンを実施することによって食堂の利用者が増え、win-winな状態を築くことができます。
②インフルエンサーさんを使ったPR活動(広報)
☆JKの中でブームを起こすために、どのような広報活動が効果的なのか。

図:
「これから流行しそうだと思う食べ物・飲みものは、どんな方法・場所で見つけたり探したりしている?」
n=374(JKのみ)LINEリサーチ調べ
上の図を見ると分かるように、JKはInstagramやTikTokなどのSNSで流行に関する情報を仕入れています。なので、SNS上で活躍するインフルエンサーさんを起用することは、JKの目に留まるのに有効であると考えます。具体的な行動としては、高校生人気があったり、大阪弁を話すインフルエンサーさんに私達の商品をギフティングし、商品の紹介などをして頂きたいと考えています。
