e17  琉球香歌

琉球香歌

学校名那覇商業高等学校
会社名琉球香歌
商品名琉球香歌
部署・役職学年ニックネーム
社長・人事法務部3年ゆうさく
広報マーケティング部3年まお
経理部3年しょうせい
仕入れ部3年るい
広報マーケティング部3年みさき
仕入れ部3年ひな

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商品・サービスの説明

「香り」と言えば、ラベンダーや薔薇などの花の香りやオレンジやレモンなどの柑橘系の香りを想像する人が多いと思います。しかし、今回私たちはその「香り」を沖縄風にしてみることでインパクトのある商品にしようと考えました。

琉球香歌(りゅうきゅうこうか)は、沖縄の香りを家でも楽しめるようにするお香タイプの商品です。「沖縄といえば!」という定番の月桃の香りや、シークヮーサーの香り、ジャスミンの香りといったリラックス効果のある香りのほかに、ひーじゃー(山羊)の香りをあえて少量ずつ販売していこうと考えています。

現在、女性を中心に癒し、芳香、消臭、安眠、心身のバランス調整など和みの香りとして幅広く用いられていることから注目を集めているお香に、沖縄の香りをプラスして、日々の暮らしの中にいつもは違った空間を演出します。

今回、私たちが商品にしようと考えたのは歴史的にも古い「印香」というものです。印香とは、机や棚などにそのまま置いても見た目が可愛いことからインテリアの一部として、燃やさずともフワッと仄かに香り、燃やした際も灰が飛び散りにくいことから「お香を始めてみたいけど大変そう。」「準備片付けが大変。」などのお香を焚くことへのマイナス的な考えを持つ人でも、誰でも簡単にお香を使って香りを楽しむことが出来ます。また「琉球香歌」は複数の香りを少しずつ詰め合わせたものを販売する予定なので気軽に購入でき、我々としては沖縄土産として県外や海外から訪れる多くの観光客が家に帰った後も「琉球香歌」沖縄色豊かな香りで、家族や友人と沖縄旅行の思い出話が弾み団欒の一時を過ごすことが第一の目的です。さらに、県外や海外からの観光客だけでなくひーじゃー(山羊)の独特な香りは沖縄県民も興味が湧くことから話題となること間違い無しの商品と言えます。好き嫌いが分かれる香りだからこそ人の好奇心を擽るのではないかという斬新かつ意外性のある商品と言えます。さらに、その他の香りもどれも沖縄を感じることの出来る沖縄にしかない香りであり、どれから焚いてもワクワクする商品です。

「印香」と言った形で香りを提供しようという考えに至った理由としては、通常のお香ではスティック状のものが一般的ではあるが沖縄をより感じてもらうにはどうすれば良いか話し合いを重ねた結果、嗅覚的だけでなく視覚的にもこだわりたいという意見が出たことにより私たちはインターネットを使用し調査を行った結果「印香」と言った形で香りを提供していくことに決定しました。

琉球香歌の奏でる4つの香りは、沖縄と異郷の地との架け橋となり、沖縄を思い出すことの出来る1つの手段となり「もう一度訪れたい」と思っていただくことにより、沖縄の観光産業の発展及び香りの地方活性化へと繋がると考えます。

以上の写真はイメージです。

セールスポイント

私たちがなぜ、この商品を売ろうと思ったのか。

私たちは、沖縄に住む高校生です。そこで、まず私たちはリアビズに参加する他県の高校生たちとはまた違った、沖縄で生まれ育ったからこそできる商品にしていきたいという考えに至りました。沖縄と言えば何を思い浮かべるのかそれぞれ意見を出し合った結果、海や、中国や韓国との交流、米国支配下を経験してきた独特の文化などが上がりました。しかし、どれも大体もう開拓されている、又は、商品とするには難しいと感じました。そんな中、メンバーの一人が、インターネットを使用し調査を行っている最中「こんなのって良いよね」と言いながら見せてきてくれたのが、お香の動画でした。その動画は、おしゃれな雰囲気なものでその一部としてお香を焚く動画だったのですが、それをきっかけにお香に魅力を感じました。お香について調べていく内に、インド系や日本系など、いろいろなバリエーションのものがあり、しかし沖縄風の香りの種類はあまり多くはなかったので「無いなら自分たちで商品にしてみよう」と考えました。また、お客様のお家時間に、沖縄の何気ない日常を感じるさらなる彩りと家族団欒の一時を、香りを通じて提供していけるのではないかという思いが詰まっています。

なぜ消費者が買いたいと思うのか。

それは、おしゃれの一部として、いつもとは違う空間を体験したい、または友人との話題の1つとなる、なにか癒しが欲しいなど、様々なものがあげられます。

まず、おしゃれであるというのは、現在お香に対する注目度が高まっており、香りで楽しむのはもちろん、見て楽しむお香などたくさんのお香の種類があります。また、いつもとは違う空間、非日常的な雰囲気を感じたいというのは、一般的に売っているお香は木の香りなどの「和」雰囲気がある香りや、ラベンダーやシトラス系、柑橘系などのリラックス効果のある香り、インド系の香りなどがありますが、沖縄に関連した香りはあまりありません。旅行というのは普段とは違った環境を行き体験することから非日常的な空間が必然的に存在することになります。そこで「琉球香歌」であれば、沖縄で楽しく観光したあとに、帰宅後も沖縄を思い出しながら香りを楽しむことができます。異郷の地で沖縄を感じることができるというポイントは、ほかの沖縄のお土産とは違い、思い出に浸れると思います。ここでは特にひーじゃー汁(やぎ汁)の香りの印香です。ひーじゃー汁というのは、ヤギの肉が入ったスープで正直に言ってしまうと、とても匂いが強く独特です。沖縄県民でも好き嫌いがハッキリわかれてしまうほどの香りです。しかし、好きな人がいないわけではないので、ニッチな層向けかもしれませんが、マイナーなものだからこそ沖縄の伝統料理であるヒージャー汁をチャレンジしていだだきたいと思います。また、ヤギのにおいがするお香など、斬新な商品で先にも後にもないと思うので、「なんだこれ」と興味を引けるのではないかと思います。また、「沖縄の料理にこんな匂いがあるのか」という話のネタになって面白いと思い沖縄に興味を持ってくれる人がいると嬉しいです。「印香」の古くから人々親しまれてきた歴史とその可愛らしく使いやすいデザイン性に加え、現在のお香の人気度から考えた、沖縄を感じる4つの香りが好奇心を擽るような斬新かつ意外性のある「琉球香歌」は各香りを少しずつ詰め合わせていることもあり誰でも気軽に沖縄旅行の思い出として購入することができ視覚的にも嗅覚的にも沖縄を感じられるようなキーホルダーやお菓子、シーサーなどの置物とはまたちがった沖縄のお土産の1つとして「香りをプレゼントする」というのは、沖縄の旅行土産として観光客だけではなく、県民の方々も含む、数多くのお客様の心を掴み、印象を与えられる商品になると考えます。

実現可能性

現時点で私たちが考えているのは、本店が東京都にある「薫物屋香楽」という企業とタイアップをすることです。現在、沖縄県内に印香を製造できる企業がないことから県外の企業に依頼する必要があるということがわかり、インターネットを使用した調査を行った結果、京都府や大阪府、兵庫県など関西地方に多くあることがわかり、そのほとんどが伝統的かつ歴史ある企業でした。

そんな中、私たちが見つけたのが今回タイアップを依頼しようと考えている「薫物屋香楽」という企業でした。この企業では、香りをより多くの人に届けお香の魅力を発信するために様々な取り組みを行っており、私たちの「沖縄の香りを届けたい」という思いと重なるものが多くあることから「薫物屋香楽」とタイアップしたいという考えに至りました。

印香を製造するためにはまず、香りの素となる香原料を仕入れる必要があります。私たちが、商品化しようと考えている4つの香りの香原料を仕入れるために、必要な企業を調べる方針に決定しました。現在、印香はハンドメイドとしてもできるものとなっています。だからこそ、個人で作るには難しい香りのものにすることにより、想像しやすいラベンダーや柑橘系などのメジャーな香りとはまた別の、お客様の興味を引くような商品になると考えています。香原料は、粉末状へ加工できれば利用することが可能ということから、香原料の用意とお香のベースとなる原料(のり材)であるタブ粉を仕入れることができれば、この企画案は十分に実現可能なものといえます。

タブ粉は現在インターネットショップでも販売されており、仕入れやすい状況にありますが、香原料は今後沖縄県内の様々な企業とのタイアップをしていくことで、用意していきたいと考えています。月桃の香りや、シークヮーサーの香り、ジャスミンの香りといったリラックス効果のある香りのほかに、ひーじゃー(山羊)の香りといった独創的な4つの香りを各1つずつ梱包していくことで、デザイン面に関しても高級感と沖縄の雰囲気を演出していく予定です。

梱包は比較的シンプルなデザインにする予定で、理由としては「琉球香歌」のデザインについての話し合いを行う中で「デザインに目を向けてほしい」「シンプルな方がおしゃれで高級感がでる」「お客様が手に取るまでに壊れていてほしくない」などの意見が上がったからです。そのことから、印香をそのまま袋に入れずボックス状のものに梱包することで、印香自体が壊れにくくなりインテリアとしても使用できるデザインなことから開封しなければ、小さな子供がいる家庭でも子供が食べる危険性がないことから安全面にも考慮されたデザインといえます。それに加え、梱包を開ける際にも「印香」ならではの焚かずともフワッと香る沖縄風な香りと可愛くおしゃれなデザインを見ることで楽しむこともできます。

香りの素となる香原料を仕入れるためにタイアップしていただく県内の企業だけでなく「印香」の製造することが可能な、県外の企業である「薫物屋香歌」とタイアップをし、協力していくことにより「琉球香歌」がより良い商品になっていくと考えています。また、私たち沖縄県民だからこそ感じる沖縄県ならではの魅力を県外、海外の人に発信し、よりお客様の興味を引き好奇心を擽るためにも、今回私たちが、商品化する4つの香りにも、梱包デザインにもこだわっていく必要があります。企画として、斬新かつ意外性のある「琉球香歌」を販売することによって新たな、沖縄県の旅行土産の開拓をしていけると考えており、沖縄の観光産業をさらに盛り上げていけることを期待します。

今回の企画のまとめとしては、「琉球香歌」の商品化を行うまでの流れは主にインターネットショップでお香のベースとなるタブ粉の仕入れに加え、香りの素となる香原料を仕入れるため、協力を依頼する沖縄県内の企業とのタイアップを行うことで必要な材料をそろえた後「琉球香歌」の製造を依頼する「薫物屋香楽」とのタイアップをし、企画を実現していく方針に決定しました。また、梱包は全てタブ粉同様インターネットショップでの仕入れを考えています。このような取り組みを行うことにより視覚的にもおしゃれで可愛く、嗅覚的にも沖縄での日常の香りを仄かに感じることができ高い満足度が期待できる「琉球香歌」の実現が可能となります。

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