e51  ノーシャルゲームズ

誹謗中傷について楽しく学べるカードゲーム

学校名東京農業大学第一高等学校
会社名ノーシャルゲームズ
商品名届け、このコメント #とどコメ
部署・役職学年ニックネーム
社長・仕入れ部1年じゃすみん
経理部1年たぴおか
広報マーケティング部・人事法務部1年らいおん
広報マーケティング部1年あんぱん

リンク集

商品・サービスの説明

〈商品概要〉

誹謗中傷についてゲームを通して楽しく学べるカードゲーム

推奨人数 4~7人   プレイ時間  10分~20分

〈商品コンセプト〉

  1. ゲームを通して楽しく学ぶ!
  2. 3つの視点で誹謗中傷を体験しよう!!
  3. 誹謗中傷をなくそう!!!

〈セット内容〉

  • 役職カード        7枚
  • Actionカード       34枚
  • アンチコメントカード   15枚
  • インフルエンサーカード  11枚

合計 67枚 20種 +説明書1枚

全て同じカードサイズ 縦88mm×横63mm

〈目的〉

インターネット・SNSを使う全ての人々に、誹謗中傷のことについて楽しみながら知ってもらうこと

〈公式サイト〉

 カードゲームだけでは学びが足りない可能性を考慮し、公式サイトに詳しい説明や、法務省及び文部科学省のHPのURL(交渉中)、実際に誹謗中傷に関する経験をした方への取材で聞いた話(交渉中)などを載せます。

セールスポイント

〈発案のきっかけ〉

インターネット・SNSを介しての個人の発信が当たり前になって、自由な交流ができるようになってきました。一方で、自由であることの弊害として、コミュニケーションのトラブルが増えてきています。その1つに、誹謗中傷が挙げられます。
  誹謗中傷とは、名誉を傷つけるような根拠のない悪口などのことです。現在日本では、相談件数は毎年5000件を超えています。しかし、相談窓口の認知度が低いことや、悪口の定義が曖昧であることから、実際の誹謗中傷はより多く発生しているのです。
 このような実態を知り、私たちにできることは何か。誹謗中傷をなくすことは、簡単なことではありません。ネット上で行われることを取り締まるのは難しく、人を変えることも難しいです。そこで、今後新たに誹謗中傷をする人が現れないようにするということこそが、今の私たちにできることだと考えました。これからインターネット・SNSを使い始める小学生などの若い世代や、誹謗中傷について詳しく知らない大人の世代まで、このカードゲームを通して学んでもらうのです。

〈カードゲームにした理由〉

 「誹謗中傷はよくない」ということを理解してもらうためには、ただ説明するだけでは不可能だと思います。自ら興味を持ち、どのように誹謗中傷が起こり、された側はどう感じるのかを知る必要があります。そこで、ゲームを通して学ぶのです。
 このゲームでは、3つの視点から誹謗中傷を体験し、考えることができます。いつまでもアンチコメントがなくならず悲しくなる、いいコメントがきたら喜ぶ、といった当たり前のようで普段は感じない感情を、自然に感じることができます。
 しかし、『届け、このコメント(#とどコメ)』はただのゲームではありません。ゲームの面白さと、誹謗中傷のリアルさを両立させているのです。
 ゲームルールの魅力を2つ紹介します。
 1つ目は、お互いに誰がファンで、誰がアンチなのか分かりません。これは、ネット上の匿名性を再現しています。しかし、ただ再現しているだけではなく、ゲーム上で同じ役職の人と協力できない、という要素にもなっているのです。
 仮にゲーム内で協力要素を入れた場合、アンチ同士が協力できるようになります。この行動が実際のSNS上などで、自分が悪いことをしているという自覚を持たず、「目的を達成するためならば、協力して誹謗中傷を行えばいいのだ」、という考え方を生む可能性があります。そしてその考え方を、リアルにおいても集団リンチといった形での誹謗中傷につなげてほしくない。だから、匿名性をもたせているのです。
 2つ目は、インフルエンサーカードでは、ストーリー性や明確な理由があり、誹謗中傷の多種多様な理由や、起こる流れを理解できます。そして、何の理由がなくても理不尽にアンチコメントがくるということも、ゲーム内で再現しています。物事を理解するうえで、起こる流れを知ることはとても大切だと考えたからです。

〈客層と買いたいと思う理由〉

 先ほども述べた通り、このカードゲームはインターネット・SNSを使い始める小学生あたりをメインに遊んでもらえるよう、その親や学校をターゲットに売り、誹謗中傷はよくない、自分も気を付けなければならない、ということを学んでもらおうと考えています。
 学校や親に対してのアプローチとして、ゲームを通して学べ、子供に安心してインターネット・SNSを使用させることができるようになるという点があります。授業では深く学べない内容であるため、小学生の時に学んでもらうことはとても重要です。
 そして、リアルで行うカードゲームだからこそ、学校などで友達と遊びやすく、また、家族みんなで遊ぶことができます。インターネットゲームに依存する人が増加している中、カードゲームならではの楽しみを再確認することは大切といえるでしょう。カードゲームなら、親も安心させて遊ぶこともができ、何回も遊べる仕組みとなっているので、買う価値が大いにあります。
 また、小学生もターゲットとするため、難しい言葉を使わず、漢字にはふり仮名をつけるようにします。簡単な足し算や引き算のみでゲームが進行できるルールとなっていて、子供のみで完結することができ、親に負担がかからないこともポイントです。  しかし、小学生のみを客層としているわけではありません。実際にテストプレイ(実現可能性に詳しく書かれている)を行った際、高校生の私たちでもいつもより楽しい放課後を過ごすことができました。このことから、客層を狭くせず、私達中高生や、大人にも売り込んでいく予定です!

〈ゲームとしてのおもしろさ・独自のゲーム性〉

 このゲームの面白いところとして、ファンがアンチコメントをすることも、アンチがいいコメントをすることもできる、というルールがあります。これは、アンチが相手を傷つけようとして送ったコメントが、本人(インフルエンサー)からしたら励ましの嬉しい言葉で合ったり、逆にファンが応援する気持ちで送ったコメントが、本人の中で悪口と捉えられたりと、ネット上だからこそ起こる食い違いを再現しています。
 また、ゲームのクリア条件は2つあり、商品説明のところにあるとおり、コメント欄閉鎖のカード(10枚以上の時のみ可能)を使用するか、インフルエンサーの手元のアンチコメントカードが0枚になるかです。このことにより、ファンだから必ず良いコメントをするという戦法以外にも、わざとアンチコメントをして、よりはやく10枚以上にして、コメント欄封鎖のカードを使ってもらう、ということもできます。賭けにでるか、安全策をとるか、それぞれの性格が出て、よりゲーム性が発生します。
 そして、やはり裏面のカードを表面に向ける時、何のカードがでるかのワクワク感があり、それぞれの役職を隠したまま、喜んだりするのです。このような簡単な造りですが、様々な仕掛けがあり、賭け要素があることによって盛り上がりやすい、どの役職でも楽しむことができるゲームとなっています!

実現可能性

〈ゲームのクオリティについて〉

 私達は、本企画書の作成前に、会社のメンバー以外のテストプレイヤーに協力してもらい、計7回のテストプレイを行いました。その中で、新たにプレイヤー視点での意見をもらった場合には、即座にゲームに反映させ、実際に多くの人に遊んでもらうことが想定されたゲーム作りに努めてまいりました。このように、このゲームを販売した際には、確実にプレイヤーに満足いただけるようなカードゲームを提供できます。

〈宣伝方法〉

 私達は、このゲームを幅広い世代の方に遊んでもらうことを目標としています。その為、より多くの人の目に留まるように、次の宣伝方法を検討しています。

  • Instagramのアカウントを開設し、定期的に活動状況を投稿する
  • X(旧Twitter)のアカウントを開設し、定期的に活動状況を投稿する
  • 東京農業大学第一高等学校のHPを通じて、文化祭での販売をアピールする(販売は検討中)
  • 紙媒体の広告を作成し、校内や学校周辺地域の掲示板などに掲載させていただく
  • 新聞社やテレビ局に、自分たちの活動を報道していただけないか問い合わせる

〈委託先〉

 カード本体及びカードケースは、株式会社プレストーク様に委託することに決定しています。
 発送決定前に、無料で商品サンプルを送っていただける為、サンプルを踏まえて修正をかけながら、カードゲームの精度を高めることができます。注文してから実際に私達のもとに届くまでは2週間程度で、一次審査を通過した場合、通過の通知が来てから、7月中に校閲を済ませればネット販売や文化祭の販売には十分間に合います。

〈販売方法〉

販売方法は以下の通りです。

  • BASEでオンラインショップを開設します。(一度に購入できる個数は1つまで、1人につきは何個まででも購入できる設定にする予定です。)
  • 私達が所属する東京農業大学第一高等学校で開催される、文化祭での先行販売を現在交渉中です。
  • その他、学校地域内での祭り等で出店するか否かを現在社員で話し合っています。

〈配送〉

販売場所:BASE
荷物の大きさ:150mm×200mm、厚さ3cm以下
配送方法:ゆうパック(ゲーム1個につき360円の送料がかかります。また梱包用の封筒代金として、ゲーム1個あたり20円を販売価格に含めます。)
梱包作業:
①社員がカードを発注した箱に入れる
②カードが入っている箱を梱包用の封筒に入れる
③封筒をセロハンテープでとめる

〈プレイヤーの相談の指導〉

 現在私達は、法務省及び文部科学省に連絡し、それぞれが開設する、ネット上のトラブル、ネット上に限らずいじめ等の問題に悩む方たちの為の相談サイトを、私達がオンライン販売に伴って立ち上げる公式HPに、引用させていただけないかを交渉中です。

〈カード制作と著作権〉

 私達ノーシャルゲームズのメンバーは、主に放課後に集まりカード制作や発送に関して話し合っています。その時間を、各メンバーが自由に取ることができるため、1人の社員のみが大きな負担を背負って作業をすることはありません。社員全員が協力し、4人全員で客観的な意見を出し合いながら、安定してカード制作、発送作業を行うことができます。
 配送前の梱包作業は全て自分達で行います。
 著作権に関して、ゲームのルールには著作権は発生しないとのことなので、著作権侵害の心配はありません。カードゲーム中のイラスト、デザインに関しては、著作権が生じる場合がある為、完全にオリジナルのデザインで作成するよう配慮します。

〈文書作成について〉

 カード上に記載する予定の文章について、指示については8割確定しています。アンチコメントカードに関して、リアリティの追求の為に、アンチコメントを柔らかく表現したものを記載するかを検討しておりますが、未定です。

〈チーム内の情報共有〉

 LINEを中心に情報共有をしています。社員それぞれが、全員の個人アカウントで連絡をすることができる上、全員で1つの共通のグループLINEを作成し、そこで制作に関わる重要な情報を共有しています。またGoogle Documentを使用し、メンバーと共有することで、カードゲームに使う文章を考案したりデザイン案を素早く共有することができます。

〈人員について〉

 現在ノーシャルゲームズ社は4人と、比較的少人数の編成となっていますが、適宜ボランティアを募ることができます。実際に、テストプレイを行う際にも、事前に声をかけて回ることで、6人にボランティアとして協力していただきました。社員の総数は少ないですが、必要に応じて、会社のメンバー外からも十分な人員を集め、活動することができます。

〈感染症対策〉

 感染症対策の為、話し合う際には基本的にはマスクを着用、梱包作業前には手洗いと消毒を徹底し、マスク着用も継続します。作業中や作業前後に体調不良者が出た場合には、直ちに作業を中断し、社員全員の健康状態を確認したうえで、営業を一時中断する等、適切な対処を行います。万が一感染症の感染者が出た時には、監査人に介入していただき、その後の作業について判断します。

〈クレーム対応〉

 ノーシャルゲームズ公式HPを作成し、そこに意見の応募用のフォームを作成します。実際にご意見が寄せられた時には、社員全員で話し合った上で迅速に対応します。尚カードゲーム同封の説明書に、公式HPの閲覧の為のQRコードやアドレスを記載し、ご購入者様からの意見対応をスムーズに行えるように配慮します。
 クレームについてはノーシャルゲームズ用にGmailにてアドレスを作成し、HPに掲載することを検討しています。