廃棄野菜由来色素のマーカーペン

学校名 | 東京農業大学第一高等学校 |
会社名 | リリート |
商品名 | Re WriEat マーカーペン5本セット |
部署・役職 | 学年 | ニックネーム |
---|---|---|
社長 | 1年 | なな |
人事法務部 | 1年 | たっちゃん |
人事法務部 | 1年 | ケノービ |
広報マーケティング部 | 1年 | かたかた |
経理部 | 1年 | みんみん |
仕入れ部 | 1年 | アニー |
BASEショップ
https://3shop06.base.shop/
夏休みの活動報告
https://youtu.be/pWk5RDNbUsk
リンク
HP https://sites.google.com/view/rewrieat-home
instagram https://www.instagram.com/rewrieat/
商品・サービスの説明

大学の食堂や農家から、廃棄する食べ物を買い取り、食べ物から出る色を利用して絵を描くことができるようなマジックペンを作る。生産された量の30~40%の作物が規格外野菜として廃棄されてしまっている現実を知り、今まで廃棄されてしまっていた規格外野菜を有効活用する方法として私たちは「Re WriEat」を考え出した。商品名の「Re WriEat」には「二回目(Re)は、食べる(eat)ものを、書く(Write)ことに使う」という意味が込められており、この商品が実現すれば名前の通りに廃棄されてしまう食品を有効活用することができると考えている。また、環境にやさしい商品は価格が高くなってしまう傾向があるように思うが、インクの材料になる規格外の作物は今まで廃棄されていたものであるため、農家から安い値段で仕入れることができ、ペンを安い値段で生産、販売することができると考えている。また、コーヒーや、お茶を入れるのにコーヒー豆や茶葉が使われるが、どちらもたいていは一回使用しただけで廃棄されてしまっている。どちらも色を出すためにはまだ使えるので二次利用という面でもこのペンは活躍すると思う。加えて、食品から作ることによってインクの材料になる食品のにおいがするペンになるという面も商品に興味を持ってもらうきっかけになるだろう。
セールスポイント
『Re WriEat』は食べられることなく廃棄される食品を、ペンとしてふたたび美味しくしました。世田谷にはトマトやかぼちゃなどのおいしい野菜がたくさんあります。しかし、、、現実では栽培されたものうち3割も捨てられてしまっているのです。そんなの寂しいっ!!もったいないっ!!
そこで私たちは今まで廃棄されていた作物をインクにして、有効活用することを考えました!
その名も『Re WriEat』!Re WriEatには、「書いて『おいしい』をもう一度。」という意味を込めました。『おいしい』と食べてもらいたくて生まれてきた規格外や売れ残りで廃棄されてしまう食品から「書いて『おいしい』」を感じてください!マーカーペンのインクはすべて廃棄食品から作っています。
今日から赤色はトマト色、
今日から黄色はかぼちゃ色。
世田谷の豊かな土から生まれた色があなたのwriting生活を豊かにします。
愛する地元『世田谷』の食品をもっと楽しんでみませんか?
実現可能性
私たちの学校がある世田谷区では畑がたくさんあり、野菜も多く取ることができる。そのような素晴らしい環境にあるからこそできることの1つとして野菜から色素を抽出しカラーペンを作ることが挙げられる。今皆さんが使っているペンのインクは油性インク染料+溶剤+樹脂が基本的だ。しかしそのペンのインクが野菜の色に似た色だったらもっと心が落ち着くと考えた。私たちがペンを作るうえで使う野菜は、お店で売ることができない規格外の野菜またはスーパーなどで売れ残った廃棄されてしまう野菜である。そもそも規格外の野菜とは大きさが少し足りない野菜や形・見栄えが良くない野菜などを指す。味などは売られている野菜などと変わらないのに廃棄されてしまう。廃棄される量を減らすためにもそれらの野菜を使うことが重要だと私たちは考える。そして、それらの野菜を使うことでSDGsゴール12「つくる責任 つかう責任」を達成することができる。買う人が増えれば増えるほど廃棄する野菜の量を減らすことができ、社会に役立つことができる。またカラーペンは食品・化粧品ではないので認可や規制の心配は無用である。
話ががらりと変わってしまうが、仕入れ・制作について触れていきたいと思う。現在私たちは東京農業大学第一高等学校の生物科の武中豊先生と協力し、インク製造の試行をしている。その実験からサツマイモから色素を抽出し赤紫色のインクを作ることに成功した。またサツマイモ色素に炭酸ソーダを入れると青緑色になり、レモン汁を入れると桃色、過酸化ナトリウムを入れると黄色、過炭酸ナトリウムにレモン汁を入れると紫色になる(下の図のような仮のインクを作成した)ということも実験から分かった。色素成分が野菜であると腐ってしまうという問題点はアルコールを配合することで解決できると分かった。また、近くの畑農家の方々やスーパーを訪ねており、野菜提供のめどが立ってきている。また使用する野菜は遠くから仕入れるわけではないので、入荷が遅れるなどの心配は無用である。
制作に関して、野菜の色素を使ってペンを作って下さる企業様とも現在連絡を取り合っている。今後さらに連絡を取り合っていく予定だ。
制作は人事法務部の永堀と経理部の田中が担当し、発送は仕入れ部の横山と経理部の立元が担当顧客対応は社長の惣名と広報マーケティング部の棟方が担当する。
以上より私たちは仕入れ、制作、発送、顧客対応全てにおいて完璧である。私たちには安心して投資できる。
(左から赤紫の色、桃色、ラベンダー色、黄色、青緑色)
