ホールガーメント技術を使って作る縫い目のないニット
学校名 | 成蹊高等学校 |
会社名 | ルーキーズ |
商品名 | Non stitch knit |
部署・役職 | 学年 | ニックネーム |
---|---|---|
社長・仕入れ部 | 3年 | しゅうた |
広報マーケティング部 | 3年 | こうき |
広報マーケティング部 | 3年 | まお |
仕入れ部・人事法務部・広報マーケティング部 | 3年 | あおい |
仕入れ部 | 3年 | しょうたろう |
経理部 | 3年 | にしじま |
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商品・サービスの説明
ホールガーメント技術を使って作る縫い目のないニット
私たちは感覚過敏の一つである触覚過敏の症状を持つ方々に向けて縫い目のない着心地の良い服を作る。その上でホールガーメントという技術を使い、作っていく。
ホールガーメントは島精機製作所さんの技術で、縫い目をつくらずに編み物を作ることが可能だ。ホールガーメントの特徴としては、
- 縫い目がない。
- 異素材の組み合わせが可能。
- 全自動生産。
- バーチャルサンプルでデザイン検討ができる。
がある。
商品説明
- 秋冬の服
- 縫い目がない
- チクチクしないニット生地
- 服のタグは印字

セールスポイント
[動機]
社長の妹がASDを患っていたことをきっかけに触覚過敏という症状を知り、彼らは服を着るだけで棘が何本も刺さった感覚になることを知った。感覚過敏の方々は、縫い目やタグなどが肌に当たるとそれが過度な刺激となり、一般的な服はほとんど着ることができない。
私たちは服を作ることが夢であったため、自分たちのブランドをこの触覚過敏の方々にも着ていただきたいと思い、服を作ることにした。
まず、触覚過敏のことを知るために『かびんの森』という感覚過敏コミュニティに参加し、当事者の声を聞き、以下の2点を解決しようと考えた。
- 「冬に着られる服がないため、冬は日本にいられない。」
- 「おしゃれが好きなのにおしゃれができない。」
感覚過敏向けのブランドは、冬用の服の展開がない。症状が重度の方には冬は日本にいることができず、東南アジア等の気温の高い国に逃げているという方もいた。
また、一般の服はほとんど着ることができない上、感覚過敏向けの服はデザインは15種類しかない。
[競合他社]
現在、感覚過敏向けの服は二つある。二つとも肌には刺激が少ないが、それぞれデメリットが存在。
一つ目は『fukufuku312』
- 手作りで作っているため量産ができない。
- デザインは4種類。
二つ目は『KANKAKU FACTORY』
- 春夏の服ですら二万円越えの価格でとても高い。
- 縫い目を外側にしていることでデザインの幅が狭い。
- デザインは11種類(下着など含め)
[競合優位性]
1, 縫い目がない
触覚過敏の方々が服を気持ちよく着ることができていない大きな原因は服の縫い目である。これまでのブランドは、縫い目を織り込む・外側にするなど工夫をしているが、私たちはホールガーメントの技術を使うことで、そもそも縫い目をつくらずに一つのつながった服をつくることができる。これにより、デザインの幅も広げることができる。
2, 冬服
冬でも着ることのできる暖かい服になっている。
3, 生地
感覚過敏向けのブランドの『fukufuku312』では柔らかく、伸縮性があり軽いダンボールニットを使用している。このダンボールニットに近い製法で作る。
4, デザイン性
私たちは、毎週休日にはみんなで服を買いに行くほど、全員が大の服好きでトレンドを掴むのが上手いメンバーが揃っている。そのため、SNSでトレンドを把握しながら、ホールガーメントで作ることが可能なデザインを決めていく。
5, インクルーシブデザイン
感覚過敏コミュニティ『かびんの森』に参加している触覚過敏持ちの方にも協力をお願いし、実際に触覚過敏の方の意見をいただき、肌に刺激のない冬服を追求していく。また、専門家にも意見をいただき、安心して着ていただけるようにする予定。
実現可能性
製造方法・協力会社
ホールガーメントについて島精機製作所さんにお話をお伺いした際にご紹介していただいた、佐藤ニットさんに協力していただき作ります。
デザイン
InstagramなどのSNSを使いトレンドを把握し、佐藤ニットさんと協力しながら、自分たちで行う。
ターゲット
触覚過敏を持つた方々(特に感覚過敏コミュニティ『かびんの森』の参加者(約1000人))
肌に問題を抱えている方
縫い目が気になって服を気持ちよく着ることができていない方
宣伝方法
HPの開設とインスタグラム、1000人以上が参加している感覚過敏コミュニティで宣伝。
発送
包装紙と段ボールで梱包し、自分たちで発送を行う予定。
顧客対応
InstagramのダイレクトメッセージとHPにお問合せ窓口を設定し、顧問の先生にもご相談しながら対応する。