e32 鬼の町工房

鬼の町工房
学校名愛媛県立北宇和高等学校
会社名鬼の町工房
商品名ほんのりしませんか
部署・役職学年ニックネーム
社長2年ゆきの
人事法務部2年ひろと
経理部2年ゆな
仕入れ部2年かい
広報マーケティング部2年るきや

夏休みの活動報告
https://youtu.be/Dk2yeqYEHC8

商品・サービスの説明

「ほんのりしませんか」は、雛飾りのぼんぼりの語源となる「ほんのり」と泉貨紙の「せんか」を合わせて、ネーミングをしました。商品名の音の響きから感じられるゆったり感を表現しました。コロナ禍の中ストレスを感じている人も多いのではないかと思います。そこで、家でゆっくり過ごす時間をより有意義にしてもらいたいと考えた商品です。
【泉貨紙】
 泉貨紙は、愛媛県北宇和郡鬼北町に約400年前から製造されている特殊な和紙です。楮を原料とし、二枚の紙を重ねて一枚とする製法が特徴であり、紙質も丈夫です。本校の卒業証書は、「泉貨紙」で作られており、私たちの身近な泉貨紙をもっとたくさんの人たちに身近に感じてほしいと思い、材料に選びました。
【季節の花材】
 愛媛県立北宇和高校は普通科と生産食品科の併設校であり、生産食品科は一年を通して季節の花を育てて販売しています。その花材をドライフラワーにして、泉貨紙に彩を添えて季節感を感じてもらいたいです。
【竹の土台】
 学校の山林に竹が生えているので、夏休み中に剪定を行う竹を利用します。竹の香りでもリラックスしてもらいたいです。

セールスポイント

 コロナ禍で家の中で過ごす時間が増えて、一息つけるスペースが欲しいと思い、この商品を考えました。泉貨紙は、約400年前という古くから製造されている和紙で、二枚の紙を一枚にした丈夫な紙です。現在は、日本の三か所でしか作られておらず、無形文化財に選択されています。この泉貨紙を、身近に感じてもらうために気軽に購入できる価格に設定しています。また、飾っていただく部屋の様子に合わせやすいようにシンプルな無地のものと花飾りを自分でアレンジして楽しみたい方のためのキット付きの3種類を考案しました。
 愛媛県立北宇和高校の生産食品科は一年中を通して季節の花も育てています。泉貨紙には、その季節の花をドライフラワーにしたものを、紙漉きの段階において加工し、 完成させています。
 この商品は泉貨紙を使っているので、「ほんのりと」した光がつくれて、ちょっとしたリラックスポイントになるだけでなく、インテリアとして飾ることで、日本古来の風流な空間作りに最適です。

ほんのりしませんかほんのりしませんか

実現可能性

私たちは、情報ビジネス部の部員で仲間を作りました。情報ビジネス部は、毎日パソコンを使って、文書処理や情報処理を行っているので、パソコンの操作を得意としています。今回は、ネットショップの運営が行えるということで、ビジネス社会での実践力をより磨ける機会になると考えました。
 また、私たちのグループは、普通科と生産食品科にそれぞれ所属している仲間で構成しました。自分たちの得意分野を生かして役割分担をすることで、生産・ 販売ができると考えました。さらに、愛媛県立北宇和高校では地方創生・広報委員会が泉貨紙の保存・普及に力を入れて取り組んでいます。毎年、卒業証書は泉貨紙で作られ、郷土の伝統が感じられるものとなっています。
卒業証書
 今年は、地方創生・広報委員会を中心に泉貨紙の普及に力を入れ、校内において紙漉きを行う予定です。私たちも地方創生・広報委員会を兼ねているので一緒に参加し、「ほんのりしませんか」 の材料の中心となる泉貨紙を製作したいと考えています。また現在、北宇和郡鬼北町の地域活性化のイベントにもこの泉貨紙を使ったものを考えています。鬼北町の教育委員会や役場との連携も図りながら、この計画を立てました。もし、商品化・ネット販売まで行えると、泉貨紙のPRが広範囲でできるとともに、商品の継続的な販売も鬼北町や泉貨紙保存会のサポートを受けながら できると考えているので、実現可能と考えます。
 泉貨紙は、薄い2枚の和紙を張り合わせて、1枚に仕上げられています。私たちは、その泉貨紙をそのまま利用するのではなく、1枚に剥がして、和紙の凸凹とした風合いを感じてもらいたく、泉貨紙を漉き直して2枚合わせのアレンジを加えようと考えています(校内作業)。季節の花は、紙漉きの際に加えてみて泉貨紙と同化させるものも準備したいと考えています。
泉貨紙
 さらに「ほんのりしませんか」には、飾っていただく空間に合わせて選んでいただけるように、泉貨紙本来の良さを感じられるシンプル (無地)のものと季節感を感じてもらえる季節の花飾りのもの、コロナ禍で自宅での時間に余裕がある方が増えていることも考えて、自分でアレンジを楽しみたい方のための作成キット(ドライフラワー)付きのものの3種類を製作したいと思っています。
 本校は、生産食品科が季節ごとに花を育てているので、花材が豊富にあるとともに、学校の山には竹も生えているので、材料調達には適していると考えています。
 近年で取り上げられているSDGsの観点からも、地元の材料をうまく循環させて、製品化することができるので、環境にも配慮した商品になっています。

【泉貨紙】〈作り方〉

  1. 泉貨紙を1枚にはがして、もう1枚を煮て繊維質を取り出す
  2. 溶液をすだれに流し込んで紙をすく…(花飾りをレイアウトする)
  3. すいた紙を乾燥させる
  4. 形を整えて完成!

【季節の花材】〈作り方〉
材料:ドライフラワーにしたい花、容器、シリカゲル

  1. 花を根元部分からカットする
  2. シリカゲルを入れた容器に、カットした花を重ならないように並べる
  3. 蓋を閉めて冷暗所に一週間ほど置く 花弁が乾燥したら完成!
ほんのりしませんか
花材を後でアレンジしたもの

【ほんのりしませんか】〈作り方〉

  1. 竹の土台をカットし、切り口にやすりをかける。
  2. 花のアレンジを行い、泉貨紙を網目状に漉く。
  3. ほんのりしませんかの製作動画を商品に添付することで、自分たちで作りたいと考えている人たちのサポートを行う。